セロリ

スパイスの効いた辛い料理によく合います。昔は、その抗毒作用のため冬の沈滞期の後に浄化強壮薬として栽培されていました。種子は利尿薬として体内の毒素排出に役立ちます。茎には弱いながらも他の部分と同じ薬効があります。生の茎は産後の母乳分泌にも良いとされています。

性質
やや冷、湿、苦味~甘味

成分
揮発成分、配糖体、フラノクマリン、フラボノイド

作用
抗リウマチ、鎮静、尿路の殺菌、尿酸排出の増加、血圧降下、ある程度の抗真菌作用

注意
種子に含まれるベルガプテンは光毒性を持っています。特に精油を使用した後に日光に当たるのは避けたほうがよいでしょう。
子宮刺激作用があるので妊娠中は、精油や大量の種子を用いないこと。
栽培用の種子は殺菌役で処理されていることが多いので、内服の際は必ず食用のものを用いること。

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