ヤロウ(西洋ノコギリソウ)

学名の由来はギリシアの英雄アキレス。トロヤ戦争の時に傷の手当てに用いられたといわれています。
昔から応急の止血薬として用いられてきました。
今日では、風邪とインフルエンザに用いられています。また、循環器系・消化器系・泌尿器系にも作用します。

性質
冷、乾、甘味、収斂味、わずかな苦み。

成分
揮発成分(プロアズレン類など)、イソ吉草酸、サリチル酸、アスパラギン、ステロール、フラボノイド、苦味成分、タンニン、タマリン

作用
(地上部)
収斂、発汗作用、末梢血管拡張、消化促進、月経に関する機関の回復、解熱
(精油)
抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗けいれん作用

注意
まれにアレルギーによる激しい発疹が出ることがあります。
長期連用すると、皮膚が日光過敏になる事があります。
子宮刺激作用があるので、妊娠中は大量に使用しない。

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